第31回「医学生のつどい」に参加しました!(その1)[10/08/21]
8月16日から18日までの3日間、仙台市秋保温泉の「伝承千年の宿・佐勘」にて「民医連の医療と研修を考える医学生のつどい」が開催されました。「医学生のつどい」は日本全国の民医連病院の奨学生と、各大学で民医連と共同の取り組みをしている医学生さんたちが一堂に会し、その年ごとに決めたテーマにそって学習をする集会で今回で第31回目を迎えました。

今回は昨年を上回る180人の医学生が集結、スタッフや助言者をあわせると400人の大集団となりました。佐勘は秋保温泉でもかなり高級感の漂う老舗で、私たちのような薄給の病院職員がめったに来れるところではないのですが、こういうイベントではどれだけの参加者を収容できるか…が大事になってきます。ホンの少しセレブ感を味わいつつ3日間を過ごさせていただきました(^◇^)。宮城民医連からは医学生8名、医師4名、助言者3名、その他数名が参加しました。
今年のテーマは「介護・福祉」。学生によって運営される実行委員会が講演会やフィールドワークなどを通じて、地域の人たちがその人らしく生きるために医療者が考えなくてならない課題としてクローズアップしたものです。大学の講義や実習でもなかなか経験しにくい問題であり医学生がどう実感し深めることができるか、実行委員会も悩みながら準備を進めてきたようです。

第一日目のメイン企画は宮崎和加子さんの講演でした。宮崎さんは30年前に東京の健和会柳原病院で訪問看護に従事、以来訪問看護ステーション所長、グループホーム長などを歴任し、患者さんと正面から向き合う地域医療の最前線で活躍されてきた方です。認知症の利用者さんがつどうグループホームで、障害があるから制限をするのではなく自立してできることは何でもやってもらい援助だけするという話。たとえば身体に不自由のない方は布団干しを自分の判断でするけれど認知症があるので干したことを忘れてしまう。そのとき「布団をとりこみましょう」というのではなく「○○さん、今日は布団どうしたんだっけ?」と気付きをうながすそうです。そうして、まだ衰えていない能力は最大現に発揮してありのままに生きていく。利用者さんたちが屋形船で宴会をしたいと言い出して、さすがに金銭的に無理があると意見をしたら自分たちで値引き交渉をして見事に企画を実現したというエピソードには、私たちがもっていた「介護」の概念が最前線の現場の取組みに全く追いついていなかったことを知らされました。講演の後のSGD(small group discussion)はそれぞれの班ごとに、地域で病院を支える共同組織の方や職員の助言を受けながら活発な意見交換がされていました。



さて、その日の夜は第一回目の交流会です。全国津々浦々から集まってきた医学生同士で楽しい話も真面目な話もなんでもできる場所というのはなかなかありません。ビールじゃなく発泡酒だったのは残念、との声もありましたが、それでも出会い・語らいはお酒に勝る喜びです。さすがに午前2時まで5時間おつきあいするのは大変でしたが…。とりあえず初日は終了です!
お疲れ様!

今回は昨年を上回る180人の医学生が集結、スタッフや助言者をあわせると400人の大集団となりました。佐勘は秋保温泉でもかなり高級感の漂う老舗で、私たちのような薄給の病院職員がめったに来れるところではないのですが、こういうイベントではどれだけの参加者を収容できるか…が大事になってきます。ホンの少しセレブ感を味わいつつ3日間を過ごさせていただきました(^◇^)。宮城民医連からは医学生8名、医師4名、助言者3名、その他数名が参加しました。
今年のテーマは「介護・福祉」。学生によって運営される実行委員会が講演会やフィールドワークなどを通じて、地域の人たちがその人らしく生きるために医療者が考えなくてならない課題としてクローズアップしたものです。大学の講義や実習でもなかなか経験しにくい問題であり医学生がどう実感し深めることができるか、実行委員会も悩みながら準備を進めてきたようです。

第一日目のメイン企画は宮崎和加子さんの講演でした。宮崎さんは30年前に東京の健和会柳原病院で訪問看護に従事、以来訪問看護ステーション所長、グループホーム長などを歴任し、患者さんと正面から向き合う地域医療の最前線で活躍されてきた方です。認知症の利用者さんがつどうグループホームで、障害があるから制限をするのではなく自立してできることは何でもやってもらい援助だけするという話。たとえば身体に不自由のない方は布団干しを自分の判断でするけれど認知症があるので干したことを忘れてしまう。そのとき「布団をとりこみましょう」というのではなく「○○さん、今日は布団どうしたんだっけ?」と気付きをうながすそうです。そうして、まだ衰えていない能力は最大現に発揮してありのままに生きていく。利用者さんたちが屋形船で宴会をしたいと言い出して、さすがに金銭的に無理があると意見をしたら自分たちで値引き交渉をして見事に企画を実現したというエピソードには、私たちがもっていた「介護」の概念が最前線の現場の取組みに全く追いついていなかったことを知らされました。講演の後のSGD(small group discussion)はそれぞれの班ごとに、地域で病院を支える共同組織の方や職員の助言を受けながら活発な意見交換がされていました。


さて、その日の夜は第一回目の交流会です。全国津々浦々から集まってきた医学生同士で楽しい話も真面目な話もなんでもできる場所というのはなかなかありません。ビールじゃなく発泡酒だったのは残念、との声もありましたが、それでも出会い・語らいはお酒に勝る喜びです。さすがに午前2時まで5時間おつきあいするのは大変でしたが…。とりあえず初日は終了です!
お疲れ様!
by netbanban | 2010-08-21 12:27 | 医学生

