毎年春休みの貴重な時間を利用して、多くの学生さんが実習に訪れます。
この春は、北は弘前・秋田、南は熊本・宮崎・大分と全国各地の大学から新入学の学生さんも含め、総勢20名を超える学生さんが実習に来てくれました。

低学年の学生さんは、救急車同乗体験や、検査体験など病院や医療に触れ学習意欲が向上するようなプログラム、中学年の学生さんは当直体験や、病棟体験、往診同行などこれから大学実習に入る前に医療に触れてもらうプログラム、そして高学年は救急当番や、手術、処置体験など(医学生ができる範囲で)研修医に一日張り付いて、研修医がどのように働いているのか具体的に自分の目で確認できるようなプログラムを、学生さんの希望を織り交ぜつつ個別に作成し、実習していただきました。
年々大学の長期休暇が短縮されてきていることもあり、1泊2日で訪れる方が多くなっています。その短い期間にも、たくさんのことを感じてくれたようです。
いくつか感想をご紹介しましょう。
○患者さんとの距離が近い医療だと感じた。先生のスタンスをぜひまねしたいと思った。
○「医師としての責任。主治医としての責任」をもてる研修ができると知り、レベルが高いと感じた。
○CPA(心肺停止状態)の患者さんの対応に一緒に参加した。「チーム医療ってこういうものなんだ」と感心、驚き、圧倒された。
○在宅往診に行き、聴診器ひとつで入院が必要かどうかを見極める力が必要と感じた。また、そこが面白いと思いました。
○一年目の研修医の働きぶりをみて、一年目なのにこんなにたくましいのかと驚いた。
○先生とスタッフの仲がとてもいい。イキイキして働ける病院だと思った。
○さまざまな家庭の事情に合わせた医療を提供している病院はあまりないと思うので、とても興味深かった。
○一つの症例に対して責任を持つこと、パターン化した治療ではなく、自分でエビデンスを考えて治療を行うことの大切さを学んだ。
○若い医師を育てることに、みんな前向き!

○出産の見学をして、子供を一人生むのに母親がどれだけ大変な思いをするのかを実際目で見て理解し、いのちの大切さを改めて考えた。
などなど、ただ医療や病院を理解するだけでなく、ひとりの人間としていのちの大切さを学んだという感想を寄せてくれたことを非常にうれしく思い、病院の職員も元気づけられています。
残された春休みはあとわずかですが、医師になるという初心を忘れそうになっている学生さんや、研修先を探し続けて放浪している学生さん、きっとひとつふたつは自分のプラスになる出来事が待っているでしょう。職員一同皆さんが訪れるのをお待ちしています。
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